アンククロスシャンプー【アミノ酸系シャンプー】の成分表示はどれ？

アンクオリジナルシャンプーは適度な洗浄力で頭皮や髪にやさしいアミノ酸系シャンプーです。

この記事ではアンクオリジナルシャンプーに配合されているアミノ酸系洗浄成分について、

• どこを見れば分かるのか？
• どの成分名がアミノ酸系洗浄成分なのか？
• アミノ酸系洗浄成分の特徴は？

等についてご紹介します。

アミノ酸系洗浄成分以外のシャンプーの洗浄成分についても併せてご紹介しますので、ぜひあなたのシャンプー選びの参考になさってくださいね。

化粧品の全成分表示のルール

化粧品は次のようなルールーに基づいて、その配合成分を容器に表示することが義務付けられています。

1. 配合量の多い順に記載する
2. 1%以下の成分は順不同に記載して差し支えない
3. 着色剤は成分表示の最後に順不同で記載して差し支えない
4. 香料は「香料」と表示して差し支えない

これはわたしが使っているアンクオリジナルシャンプー（ミルキーチェリー）のボトルの裏側に記載されている全成分表示です。（四角く囲ったところですね）

きっとあなたも、お使いの化粧品で同じような表示があるのを見たことがありますよね。

アンクオリジナルシャンプーの全成分表示の中から、洗浄成分に関する部分について次から詳しく見ていきましょう。

アンクオリジナルシャンプーの洗浄成分

こちらは上の写真の全成分表示を抜き書きしたものです。
一番多く配合されている成分は「水」で、2番目が保湿剤である「BG」ですね。

そして3番目からの、

• ラウロイルメチルアラニンNa（アミノ酸系洗浄成分）
• オレフィン（C-14-16）スルホン酸Na（オレフィン系洗浄成分）
• ラウラミドプロピルベタイン（ベタイン系洗浄成分）
• ラウロアンホ酢酸Na（アミノ酸系洗浄成分）

の4つの成分がアンクオリジナルシャンプーの洗浄成分になります。

このようにシャンプーには界面活性剤が何種類か配合されているのが一般的です。
そして3種類以上の界面活性剤が使われているシャンプーの場合、1つ目・2つ目の成分の特徴が出やすいとされています。

アンクオリジナルシャンプーの場合、

• ラウロイルメチルアラニンNa（アミノ酸系洗浄成分）
• オレフィン（C-14-16）スルホン酸Na（オレフィン系洗浄成分）

の2つですね。

アンクオリジナルシャンプーは洗浄成分としてアミノ酸系洗浄成分であるラウロイルメチルアラニンNaを一番多く含む「アミノ酸系シャンプー」なんですね。

シャンプーに使われる6種類の洗浄成分

アミノ酸系洗浄成分を見る前に、まずはシャンプーの洗浄成分について確認しておきましょう。
シャンプーの洗浄成分は次の6種類に分類されます。

1. 高級アルコール系洗浄成分

泡立ち・洗浄力が高く指どおりも滑らかで使用感が良い。
安価なため市販のシャンプーに多く使われるが頭皮への刺激が強い。

代表的な成分名
・ラウリル硫酸Na
・ラウレス硫酸Na

2. オレフィン系洗浄成分

植物由来の成分で優れた泡立ち・洗浄力・泡切れだが、頭皮への刺激は強め。

代表的な成分名
・オレフィン（C14-16）スルホン酸Na

3. 石けん系洗浄成分

弱アルカリ性で強い洗浄力を持つ。
天然由来成分で頭皮への刺激は弱め。

代表的な成分名
・石けん素地
・脂肪酸

4. アミノ酸系洗浄成分

適度な洗浄力で低刺激。
原料が高価なので価格が高くなりがち。

代表的な成分名
・ココイルグルタミン酸TEA
・ラウロイルメチルアラニンNa
・ココイルグリシンK

5. タウリン系洗浄成分（アミノ酸系洗浄成分の系統に分類されることもある）

洗浄力は弱めで頭皮への刺激も少ない。
きめ細かな泡立ちで泡切れも良い。

代表的な成分名
・ココイルメチルタウリンNa

6. ベタイン系洗浄成分

ベビー用シャンプーの主成分としても使われる低刺激・マイルドな洗浄力の洗浄成分。

代表的な成分名
・ラウラミドプロピルベタイン
・コカミドプロピルベタイン

※「1→6」の順に洗浄力「強→弱」

強い洗浄力を持つ成分から弱いものまである中で、アミノ酸系洗浄成分はちょうど真ん中あたりに位置しているんですね。

アミノ酸系洗浄成分の種類

それでは次にアミノ酸系洗浄成分の種類を見ていきましょう。

アミノ酸系シャンプーとは？

「アミノ酸シャンプー」と言われるものは、洗浄成分にアミノ酸洗浄成分だけを使っているもの、つまりアミノ酸洗浄成分100%のものを指します。

対して「アミノ酸系シャンプー」と言った場合は、アミノ酸系洗浄成分の他に、他の系統の洗浄成分もあわせて作られているシャンプーのことを言う場合が多いようです。

アミノ酸系洗浄成分の特徴

アミノ酸はもともと人の肌や髪に存在しているもので、タンパク質を構成する成分です。
酸性かアルカリ性かを示すpHは5～6で、肌と同じ弱酸性。

当然、肌・頭皮への刺激は少なく、また保湿性が高いのが特徴です。
ただし洗浄力は系統によって弱いものから強いものまであるんです。

アミノ酸系洗浄成分の系統

アミノ酸系洗浄成分はシャンプーの洗浄成分のちょうど真ん中あたりに位置する洗浄力でしたが、さらにアミノ酸系洗浄成分の中でも洗浄力の違いがあります。

1. サルコシン系

泡立ちが良く、洗浄力も強め。
脂性肌、頭皮のべたつきが気になる人におすすめ。

代表的な成分名
・ココイルサルコシンNa
・ラウロイルサルコシンNa

2. グリシン系

比較的泡立ちが良く洗浄力も強め。
使用感が石けんに近く、きしみが出やすい。

代表的な成分名
・ココイルグリシンNa
・ココイルグリシンTEA
・ココイルグリシンk

3. アスパラギン酸系

泡立ちが良く適度な洗浄力を持つ。
すっきりした使用感がある。

代表的な成分名
・ラウロイルアスパラギン酸Na
・アシル(C12,14)アスパラギン酸TEA

4. アラニン系

適度な泡立ち・洗浄力ですっきりした使用感。

代表的な成分名
・ココイルメチルアラニンNa
・ラウロイルメチルアラニンNa
・ラウロイルメチルアラニンTEA

5. タウリン系

きめ細かな泡立ちと適度な洗浄力を持つ。
さっぱりとした使用感が期待できる。

代表的な成分名
・ココイルメチルタウリンNa
・ラウロイルメチルタウリンNa

6. グルタミン酸系

控えめな泡立ちで洗浄力も控えめ。
高い保湿効果があり、しっとりした仕上がりが期待できる。

代表的な成分名
・ココイルグルタミン酸Na
・ココイルグルタミン酸TEA
・ラウロイルグルタミン酸Na
・ラウロイルグルタミン酸k

※「1→6」の順に洗浄力「強→弱」

アンクオリジナルシャンプー まとめ

アンクオリジナルシャンプーの洗浄成分

アンクオリジナルシャンプーに配合されている洗浄成分は配合量の多い順に、

• ラウロイルメチルアラニンNa（アミノ酸系洗浄成分）
• オレフィン（C-14-16）スルホン酸Na（オレフィン系洗浄成分）
• ラウラミドプロピルベタイン（ベタイン系洗浄成分）
• ラウロアンホ酢酸Na（アミノ酸系洗浄成分）

の4種類です。

一番多く配合されている主成分はアミノ酸系洗浄成分。
アンクオリジナルシャンプーはアミノ酸系シャンプーと位置付けられるシャンプーなんですね。

アンクオリジナルシャンプーの泡立ち・洗浄力

アミノ酸系洗浄成分はシャンプーの洗浄成分の中ではちょうど中間あたりに位置する洗浄力です。
アミノ酸系ですから頭皮への刺激は少なめですね。

また、そのアミノ酸系洗浄成分の系統の中で、アンクオリジナルシャンプーの洗浄成分はラウロイルメチルアラニンNa＝アラニン系。

上で見た通りアラニン系の洗浄成分は、アミノ酸系洗浄成分の中でもこれまたちょうど中間あたりに位置する洗浄力の強さを持つ成分で、適度な泡立ちと洗浄力があり、すっきりした使用感が特徴でした。

まとめると、アンクオリジナルシャンプーは公式サイトに表記されているとおり適度な泡立ち・程よい洗浄力で低刺激のアミノ酸シャンプーと言えそうですね。

アンクオリジナルシャンプーの泡立ち・洗浄力に関する口コミ

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泡立ち・洗浄力に関する口コミ まとめ

口コミを見ていると、マイルドな泡立ちで強すぎない洗浄力という感想がありますが、それは泡立ち・洗浄力共に決して物足りないというものではないようで、しっかり洗える、使い心地が良いという声がたくさんありました。

アミノ酸系シャンプーらしく頭皮にやさしいと感じている人は多いようですね。
また洗浄力が強すぎないのでカラーの持続も良いという声もありました。

アンクオリジナルシャンプーを愛用されている方は、アミノ酸系シャンプーとしての特徴をしっかり備えたシャンプーだと感じていらっしゃるようですね。