シャンプーを選ぶにあたって、どんな成分が使われているかということを気にする人は多いと思います。
そこでこの記事では、ラサーナ プレミオールシャンプーの成分を、
- ベース成分
- 洗浄成分（界面活性剤）
- コンディショニング成分
- 品質保持剤
- 毛髪保護成分
- 頭皮ケア成分
- 香料
の7つの区分に分けて、それぞれの中身を分析・解析してみました。
ラサーナ プレミオールシャンプーの購入をお考えのあなたの参考になれば幸いです
ラサーナ プレミオールシャンプー 全成分
[br num=”1″]
まず最初にラサーナ プレミオールシャンプーの全成分をあげておきますね。
これを基に、次からラサーナ プレミオールシャンプーの特徴的な成分を中心に解析を加えていきたいと思います。
ベース成分
- 水
容器の裏などに表示される全成分の中で、一番最初に出てくる＝最も多く配合されている成分が、ベース成分（溶媒）である水（精製水）ですね。
バラやハーブを蒸留して得られる「ローズ水」や「ハーブ水」などが使われているシャンプーもありますよ。
洗浄成分（界面活性剤）
そのシャンプーの性質を左右する最も重要な成分が洗浄成分（界面活性剤）です。
アミノ酸系洗浄成分
- ココイルグルタミン酸TEA
- ココイルアラニンTEA
- ココイルグリシンK
ラサーナ プレミオールシャンプーは「アミノ酸系洗浄成分」を使用した「アミノ酸系シャンプー」であることがウリのひとつです。
そのアミノ酸系洗浄成分が上記の3つの成分ですね。
特にココイルグルタミン酸TEAは水の次に表示されています。
つまり水に次いでたくさん配合されている成分だということであり、一番多く配合されている洗浄成分であるということです。
その次に表示されているコカミドプロピルベタインとともに、ラサーナ プレミオールシャンプーの中心的な洗浄成分ですね。
アミノ酸系洗浄成分は市販のシャンプーなどに多く使われている高級アルコール系洗浄成分と比べると、洗浄力がマイルドで刺激も少ないのが特徴です。
ただし高価であるという点がデメリットのひとつだと言えます。
その他の洗浄成分
- コカミドプロピルベタイン
- オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
- コカミドメチルMEA
- シルト
- ラウリン酸ポリグリセリル-10
- (C12-14)パレス-12
コカミドプロピルベタインはベタイン系と呼ばれる洗浄成分。
ベビー用シャンプーの主成分としても使われるほど、刺激が少なく洗浄力もマイルドな洗浄成分です。
ココイルグルタミン酸TEA、コカミドプロピルベタインという、ラサーナ プレミオールシャンプーの中心をなす2つの洗浄成分の特徴である「マイルドな洗浄力」を補うものが、次に表示されているオレフィン(C14-16)スルホン酸Naという洗浄成分です。
これはオレフィン系洗浄成分と呼ばれる洗浄成分で、優れた泡立ち・洗浄力・泡切れが特徴。
また頭皮への刺激は強めです。
コンディショニング成分
髪の毛のすべりを滑らかにし、摩擦から守るのがコンディショニング成分です。
ヘアコンディショニング剤
- ジメチコン（シリコン）
- ポリクオタニウム-47
- ポリクオタニウム-7
この中で一番注目したい成分はジメチコン。
シリコン（正確にはシリコーン）の代表選手のような存在で、高い撥水性、べたつきの少なさ、伸びの良さといった特性を持っています。
ラサーナ プレミオールシャンプーはノンシリコンシャンプーではなく、シリコンを少量配合したシャンプーなんですね。
言うまでもなくシリコンは髪の毛の表面のキューティクルの保護に役立つ成分ですよ。
品質保持剤
増粘剤
- 塩化Na
- ジステアリン酸グリコール
- セテアレス-60ミリスチルグリコール
- ジステアリン酸PEG-150
- デキストリン
適度な粘度を出すことで手からこぼれ落ちにくくする役割を持つのが増粘剤です。
防腐剤
- エタノール
- フェノキシエタノール
- メチルパラベン
- プロピルパラベン
- エチルパラベン
- 安息香酸Na
防腐剤に関しては言うまでもありませんね。
毛髪保護成分
名前の通り毛髪を保護する成分たちです。
保湿成分
- 海水
- ワカメエキス
- アラリアエスクレンタエキス
- ダイズ芽エキス
- BG
頭皮ケア成分
- ブドウつるエキス
- グリチルリチン酸2K
- コメエキス
- ツボクサエキス
- オウゴン根エキス
- イタドリ根エキス
- カンゾウ根エキス
- チャ葉エキス
- ローズマリー葉エキス
- カミツレ花エキス
- スクワラン
- ブドウ種子油
- スクレロカリアビレア種子油
- セロリ種子エキス
- トコフェロール
- トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル
- シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール
頭皮と髪の「オイルコントロール」を行う、スクワラン、ブドウ種子油、スクレロカリアビレア種子油、セロリ種子エキスの4つの植物オイル。
頭皮を健やかにキープしニオイや脂っぽさを抑える、ツボクサエキス、オウゴン根エキス、イタドリ根エキス、カンゾウ根エキス、チャ葉エキス、ローズマリー葉エキス、カミツレ花エキスの7つのハーブエキス。
頭皮ケアに重点を置くシャンプーの名に恥じない、頭皮ケア成分がずらりと並んでいますね。
香料
- 香料
香料は全成分表示の最後に「香料」としてひとつにまとめて表示することが可能とされています。
ラサーナ プレミオールシャンプーの表示もそれに倣ったものになっていますね。
ラサーナ プレミオールのヘアケアライン共通「アロマティック フローラル」の香りを作る香料たちです。
ラサーナ プレミオールシャンプーの成分解析まとめ
ラサーナ プレミオールシャンプーは、
- アミノ酸系シャンプー
- シリコン入りシャンプー
- 頭皮ケアに重点
ココイルグルタミン酸TEAをはじめとするアミノ酸系洗浄成分が配合されたアミノ酸系シャンプーである。
少量のシリコン（シリコーン）を配合することで髪の保護効果を高めたシリコン入りシャンプーである。
頭皮と髪のオイルコントロールをする「4つの植物オイル」、気になる頭皮のニオイをケアする「7つのハーブエキス」を配合した、頭皮ケアに重点を置くシャンプーである。
といった点が成分解析から見えるラサーナ プレミオールシャンプーの特徴であると言えるでしょう。
